末期の認知症患者の記憶や思考能力が死の直前に「戻ってくる」のはなぜか?

末期の認知症患者の記憶や思考能力が死の直前に「戻ってくる」のはなぜか?

末期の認知症患者の記憶や思考能力が死の直前に「戻ってくる」のはなぜか?

認知症は患者から少しずつ過去の記憶やコミュニケーション能力を奪い去っていき、その人が大切にしていたものや家族すら思い出せなくなってしまうことから、時に「長いお別れ」と呼ばれることもあります。ところが、古くは19世紀から一部の認知症患者が突然明晰(めいせき)な意識を取り戻し、家族や友人と昔のように会話を交わしたり、失っていた過去を思い出したり、食事をしたりする事例が報告されていました。患者が一時的に認知症状態から「戻ってくる」ように見える現象について、心理学者が解説しています。

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